2018年5月15日

アメリカンフットボール 日本大学と関西学院大学の定期戦で悪質な反則行為?!

アメリカンフットボールの日本大学と関西学院大学の定期戦で、
日本大学の選手のプレーで関西学院大学の選手が大けがをしたようです。
これについて、鈴木大地スポーツ庁長官もコメントしているようです。

(関西学院大学体育会アメリカンフットボール部/2018.05.12)(一部抜粋)

日本大学との第51回定期戦における日本大学選手による反則行為について

 5月6日に行われました関西学院大学と日本大学の第51回定期戦において、関西学院大学の選手(以下、関学QB)に対する日本大学の選手(以下、日大DL)による反則行為が発生しました。試合後にビデオ映像で確認したところ、日大DLは関学QBがボールを投げ終わって約2秒後に背後からタックルをしております。ボールには一切反応せず、QBだけを目掛けて突進し、明らかに力を抜いている状態の選手に背後から突き当たっており、さらに足を捻っており、競技プレーとはまったく関係なく当該選手を傷つけることだけを目的とした意図的で極めて危険かつ悪質な行為でした。関学QBはこのプレーで負傷退場し、試合後に医師から全治3週間との診断を受けましたが、現在足に痺れが出ており、改めて精密検査を受ける予定です。生命にかかわる重篤な事故につながる可能性がある行為だったと考えます。
 また、日大DLはその2プレー後および4プレー後にそれぞれパーソナルファウルの反則を犯し、3回目の反則で資格没収となりましたが、同日試合後の日本大学監督のメディアに対するコメントは、これらの反則行為を容認するとも受け取れる内容でありました。
 日大DLの1回目のパーソナルファウルについては、その後関東学生アメリカンフットボール連盟において「ひどいパーソナルファウル」として認定されたことが5月10日付で発表されましたが、弊部として同日の5月10日付で日本大学アメリカンフットボール部に対して部長および監督宛で厳重に抗議する文書を送りました。申し入れた内容の概要については以下の通りです。
・日大DLの関学QBへの1回目のパーソナルファウルに対するチームとしての見解を求めると同時に、関学QBおよび保護者へのチームからの正式な謝罪を求める。
・日本大学監督が試合後にメディアに対して出したコメントの見解と、コメントの撤回および前項の行為が発生したことについての指導者としての正式な謝罪を求める。
 日本大学からの回答について、弊部として誠意ある内容であると判断できない場合、次年度以降の定期戦は行いません。
 加えて、5月11日付で関東学生連盟に対しても要望書を提出いたしました。関東学生連盟では「ひどいパーソナルファウル」について規律委員会を設けて詳細を調査するとのことであり、その調査の過程で弊部へのヒアリングを行うことを強く要望しております。



(日本大学アメリカンフットボール部/2018.05.10)(一部抜粋)

本学選手による試合中の重大な反則行為について

 5月6日に行われた本学と関西学院大学の定期戦において,本学選手による反則行為により大きな混乱を招き,関西学院大学の選手・関係者の皆さま,関東学生アメリカンフットボール連盟,また国内外のアメリカンフットボールファンの方々に多大な御迷惑と御心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
 今回の事態を厳粛に受け止め,今後はこのようなことがないよう,これまで以上に学生と真摯に向き合い指導を徹底してまいります。このたびのこと,重ねてお詫び申し上げます。



(niftyニュース/2018.05.14)(一部抜粋)

アメリカンフットボール日本大学の危険タックルにスポーツ庁の鈴木大地長官が批判

アメリカンフットボールの日本大学と関西学院大学の定期戦で、日大の選手の悪質な反則で関西学院の選手が大けがをした問題です。スポーツ庁の鈴木大地長官が、「危険なプレーで容認できない」と批判しました。...(略)...


                                       

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