2018年3月27日

早稲田大学 出向先での不適切な支出により懲戒解雇

早稲田大学では、
職員による出向先での不適切な支出があったとして、懲戒解雇の処分としたようです。

(早稲田大学/2018.03.16)(一部抜粋)

本学職員の懲戒処分について

早稲田大学人事部所属の管理職である専任職員(40代・男性)が、出向先事務所に勤務していた当時、経費の不正・不適切な支出を行っていたことが判明しました。本学は職員就業規程に基づき、3月16日付で同職員を懲戒解雇の処分としました。

1.経費の不正・不適切な支出の内容
当該職員は、出向先において、私的な飲食を経費として申請し不正に精算していました。また交通費の不正受給や私的な物品の購入などもしていました。これら経費の不正・不適切な支出は総額1,300万円に上ります。

2.本学の対応
上記の行為について、本学関係者が伝票等を実査したところ、経費の不適切な支出の疑いが明らかになったため、学内に調査委員会を設置し、事実関係を確認しました。
なお、本学では同処分とあわせた管理監督責任に鑑み、出向当時の上司であった本学の部長級管理職他2名を同日付でけん責の懲戒処分としました。

3.再発防止策について
各種規程の整備、決裁時のダブルチェックなど手続の厳格化、学内の監査体制の強化、および職員へのコンプライアンス教育の徹底等を行うことで再発防止に努めます。
...(略)...

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