2019年11月18日

上智大学 市谷キャンパスを廃止

上智大学は、
2019.9.30にて、市谷キャンパス(千代田区四番町)を廃止しています。

(上智大学/2019.09.27)(一部抜粋)

市谷キャンパスの廃止について

2019年9月30日をもって、市谷キャンパス(千代田区四番町)を廃止いたします。

四谷キャンパスの校舎(3・4・8・9号館)改修工事に伴い、理工学部の一部が一時的に市谷キャンパスに移転していましたが、今月改修工事が完了し、3・4・8・9号館にある理工学部各施設がリニューアルされました。これにより、市谷キャンパスにあった理工学部の機能を四谷キャンパスに再移転した後、市谷キャンパスを廃止することとなりました。

これまでは、四谷キャンパスと市谷キャンパスは距離が近いこともあり、一部機能を市谷キャンパスに置き、必要に応じて教職員・学生が行き来しておりました。今後は、すべての教育研究機能を四谷キャンパスに一元化して「ワンキャンパス」としての強みを生かし、さらなる教育研究活動の推進を図っていきます。


市谷キャンパスの土地は、当初は東京カトリック神学院哲学部が使用していましたが、同校が練馬区関町に移転したことにより、1974年9月に上智大学市谷キャンパスに衣替えしました。

市谷キャンパス竣工時に、それまで四谷キャンパスで授業を行っていた国際部が移転しました。国際部はその後、1975年に外国語学部日本語・日本文化学科(1977年比較文化学科に改称)、1987年に比較文化学部へと改組されました。2006年に比較文化学部から国際教養学部に改組され四谷キャンパスに移転するまで、市谷キャンパスは、本学の国際交流の拠点として国際色豊かなキャンパスでした。また、「英語ですべての授業を行う」大学の先駆けとして、異彩を放つ存在でもありました。

なお、市谷キャンパス本館前にありました聖フランシスコ・ザビエル像は、修復作業の後、四谷キャンパスに移設する予定です。

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