2008年3月 3日

京都大学 入試シーズンの風物詩「折田先生像」

京都大学には、
入試シーズンの風物詩ともいえる「折田先生像」というものがあるようです。

京都大学の高等教育研究開発推進機構のサイトに以下のようなコメントが掲載されていました。

(京都大学/2008.02.29)(一部抜粋)

平成20年度版 折田先生像について

毎年、入試の時期になりますと、吉田南構内の広場に色々なキャラクターに扮した折田先生像が突如として建立されますが、今年は「てんどんまん」に扮して登場しました。昨年はポコちゃんでした。出来映えが素晴らしいので制作者は誰なのか、学生、卒業生、学外者等々諸説紛々ですが、全く分かっていません。
今年も出た!と楽しみにされている方がおられる一方、あのような物を置くことを許していいのかという方もおられます。機構としましては、吉田南構内の風物詩の一つとして一定の期間状況を見守っています。ただ、この数年は何者かによって壊されることが続いております。悪戯なのか気に入らないのか動機は定かではありませんが、誰のものであれ創作物を壊すという行為は、最も悪質で下劣で野蛮な行為です。今年はそのようなことがないように、無事折田先生像が役目を全うされることを望んでいます。

余りに出来映えが良かったのか、2月25日の京都新聞電子版に掲載されるとすぐに、アンパンマンの一連の著作権を有している企業から問い合わせがきました。実状を説明した結果、撤去要求はしないが著作物のイメージを損なわないようにして欲しいとの要請がありました。本学が著作権を侵害しているわけではありませんが、大学の管理区域に置かれている以上、その要請を無視するわけにはいきません。一番望ましいのは制作者が判断して自主的に撤去されることですが、それがかなわない場合は、折田先生像が風雨に打たれ、誰がみてもみすぼらしい可哀相だということになった際に、当方で撤去せざるを得ないと考えています。この記事を読まれた方で制作者をご存じの方は、ご連絡いただければ幸いです。

[関連サイト]
折田先生像 - Wikipedia
折田先生を讃える会

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